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日々、是平和也
実は母親が4/1ということで、実家ではエイプリルフールがタブーというか、存在しません。
代わりにといいますか、ここでこんなネタ。
宿の部屋でくつろいでいると、ドカドカドカッという足音が聞こえ、うるせーと思う間もなく、
バンッ
足音以上の音量で、俺の部屋のドアが勢いよく開けられた。
入ってきたのは、血相変えたサル。
そりゃもう、文字通り顔面から血の気が引いていて、またナンかやらかして三蔵様を怒らせたかと思えば、
「ごごご悟浄!はっはっはっ」
サルじゃなくて犬かよ、と心の中で突っ込む。
「おい落ち着けよ、水でも飲むか?どうした、あ?」
取り敢えず座れや、と今座ってた椅子を譲ろうとすると、
「八戒が!」
「ん?」
「もんのっ凄ぇこえー顔で悟浄を探してる!ヤベェよマジ!!」
「あ゛?」
怪訝な顔付きになる。
が、すぐに合点がいく。
本日、四月一日。
なぁるほど、このお子ちゃまは、四月馬鹿というイベントをやってみたいと思っているわけだ。
つーか馬鹿はお前だろ。
「お前、そんな演技で俺様を騙そうったって、そうはいかないぜ?てか、1000年早ぇよ」
「え、ちょ、ごじょ・・・」
「まー来年はもーちっと頭捻って上手い嘘つくんだな」
そう言って犬みてぇな髪をわしわしと撫でる。
「わぷッ」と言いながら俺を見上げるその表情が、見る間に凍りつく。
「ごごごごじょごじょ・・・」
「ん?」
震える指先が示す俺の背後を見ようと振り向けば、
「げ」
「ご~じょ~おぉ~~~」
地獄の使者の如き形相で俺の名を呼ぶ八戒。
「ははは八戒さん!?」
「あなたとゆー人は、人が何度も何度も何度も何度も言ってるのに、ま・た・空き缶を灰皿代わりにして・・・」
「え~と、それはその、デスね・・・」
「問答無用です。今日という今日は、きっちりと反省していただきます!!」
「~~~~~~~~ッッ!!!」
「というわけで、悟浄は目下『反省』中ですので、夕食は3人で摂りましょうね」
「『反省』か」
「えぇ『反省』」
その『反省』という名の下、何が行われたのかは、三蔵には知る由もないし、知りたくもない。
取り敢えず、本日、嘘をついたのは悟空ではなく、
「これが本当の『四月バカ』というわけか」
「上手い事言いますねぇ」
ま、『馬鹿』は俺かも知れんが、このまま騙された振りをしてやるか。
日々、是平和也。
※嘘をついた八戒さんと騙された振りをする三蔵様。騙されたわけでないのにチョンボこく『バカ』な悟浄(笑)。
八戒と三蔵両方好きであるが故に838という究極のイバラ道を驀進中。
・・・求ム理解者。
