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かわいいかよ!
今週地味に6連勤なんですよ地獄ですよ(-_-;)。
そんな中、TV見ててちょっとふおぅっ!ってなったので、突発ss(現代パラレル・高校生38)↓
――場所はアメリカ某州のホテル、時は朝の5時。
『や、お早う♪ 早速だけど、これからクイズ会場に向かうから、荷物纏めてロビーに集合ね。あぁそうだ、早く集合場所に来た順に、何かイイコトあるかもよ?』
何処となく巫山戯た口調のクイズ番組司会者の声が、受話器の向こうから聞こえてくる。
時刻は5時だから朝と言っていいのだが、周囲は完全な闇で、意識は覚醒するのを拒否している。
そんなわけで、呼び出し音が鳴ると同時に半ば条件反射で手に取った受話器を持ったまま、数分は固まっていた。
が、徐々に脳が覚醒するにつれ、状況を理解し、慌ててまずベッドライトを、その明かりで部屋全体の電気を点けた。
明るくなった室内は、シンプルなツインルーム。
TVの高校生限定クイズ番組に参加し、勝ち抜いてきたチームに1部屋ずつ(男女チームはそれぞれ別部屋)宛がわれている部屋だ。
まずは、そのチームの相方を起こさねば。
「・・・八戒、起きろ、集合が掛かった」
起こさねばならないのに小声になってしまうのは、天使のようにあどけない寝顔に思わず見惚れ、いつまでも見続けていたいと思ってしまったからだ。
――そう、もうずっと前から、自分はこの青年に、友情とは異なる感情を抱いていた。
今回の番組参加も、誘ったのがコイツでなかったら、自分は首を縦には振っていない。
2人1組のチームということで、夏休みにも拘らず四六時中一緒にいる事が嬉しくて、
嬉しさのあまりアドレナリンが出っ放しで寝不足気味なのだが、そんなことも気にならないくらい、無上の喜びを感じていた。
そうこうしている間に、ホテルの薄い壁の向こうや、ドアの外の廊下に、人の動き回る気配がし始めた。
――拙い、幸せに浸っている間に出遅れた。
「八戒、八戒、起きろ、集合だって」
ゆさゆさと、その細身の身体を揺するが、
「・・・・・・んー・・・・・・」
ほんの少し、愛らしい唇から声が洩れるも、すぐに寝息に戻ってしまう。
あぁ、やっぱり可愛い――じゃねぇ、起きてもらわないとマジでヤバい。
「おら、起きろ、って」
「・・・・・・ん~・・・」
普段は早寝早起き、規則正しい生活の見本みたいな奴が、前日の疲れや時差呆けもあるのか異様に寝起きが悪い。
何度も八戒の上半身を起こそうとするが、その度にぐにゃりと横に倒れるのを繰り返す。
・・・コイツはタコか。
焦り半分苛立ち半分、更には寝不足で判断能力が鈍った所為かも知れない。
気が付けば、その形の良い耳に顔を近付け、囁いていた。
「起きねぇと・・・キス、するぞ」
「・・・・・・ぅん」
・・・・・・ぅん?
「・・・・・・八戒?」
「・・・・・・(寝息)・・・」
「・・・気のせいか・・・」
後先考えずに口から飛び出した言葉が相手に伝わっていない事にホッとする一方で、ほんの少し残念に思ったとは、口が裂けても言えないが、
「あ゛~~~っ!畜生っ!」
起きない八戒よりも自分に対して無性に腹が立ち、ガシガシと頭を掻き毟る。
部屋を見渡せば、几帳面な八戒らしく、朝起きたら切る予定らしき服一色とウエストポーチと番組のゼッケン、そして洗面セットがきちんとデスクの上に置かれていて、それ以外の荷物は全てトランクにしまわれている。
ポーチだけ自分の腰に巻き、残りはトランクに入れ、自分のトランクのベルトを使って、並べた2つのトランクを固定させる。
寝間着代わりにしていたのはTシャツと綿パンなので、このまま外に出ても不自然ではない。
「・・・・・・文句は聞かねぇからな」
※ ※ ※
集合場所であるホテルのロビーに、ペアの相方を肩に担ぎ上げ、空いた手で2人分のトランクを転がして登場した三蔵は、既に集まっていた他の参加者やTVスタッフから笑いと拍手で迎えられるわ、そこでやっと目を醒ました八戒には悲鳴を上げられるわで、頭の痛い一日の始まりとなってしまった。
が、そこから2人の怒涛の快進撃が始まり、ついには優勝を果たす。
優勝を決めた瞬間、固く抱き合う写真。
それは今も、リビングに大切に飾られている。
三蔵と八戒、2人が暮らす家の中心に―――
了
高〇生クイズの関係者様・参加者様方には伏してお詫び致します(汗)。
早朝5時、まだ熟睡中の高校生達を電話で起こし、クイズを始める鬼企画。
不測の事態に右往左往する高校生達の様子がカメラで撮影されているのですが、一番笑ったのが、某男子高校生。相方が頑張って起こそうとするけど、何度やってもすぐ布団に沈み込む、その光景がむっちゃカワイイ。何この可愛い生き物。
うっかり興奮(←)してしまい、脳内で38変換した結果、↑のようになりました♪
あ、裏設定として、
・冒頭の電話の主は烏哭氏
・クイズの参加は元々高校のクイズ研究会に(八戒に誘われ)所属していたところ、八戒から声を掛けられたので、内心ウキウキで、でも表面上は『・・・仕方ねぇな』と言って了承
・本来は三蔵の方が低血圧で朝が弱いのですが、上記の展開にするために、アドレナリンと時差呆けに一役買ってもらいました(笑)
・キス発言は、八戒さんは意識の奥の奥で聞こえていました。でもまた寝ちゃったのも事実(苦笑)
・そんなわけで、この日を境に密着度が高まった2人がTVで全国放送され、2人の関係を勘繰るツイートが巷に溢れたとかなんとか(^_^;)
・実際のTVでは寝起きの状況を逐一追跡していましたが、↑のssでは三蔵様はカメラを部屋に入れてません。天使な八戒の寝姿を見ていいのは俺だけだ(真顔)
八戒と三蔵両方好きであるが故に838という究極のイバラ道を驀進中。
・・・求ム理解者。
